
宇宙からでも見える世界最大の建造物として有名な万里の長城は、東は渤海湾に臨む山海関から、西は甘粛省の嘉峪関まで全長約6350km。中国の距離の単位「里」(1里=0.5km)にすると、1万里を超えるので、 万里の長城と呼ばれているのである。そもそも万里の長城は、紀元前数世紀ころの中国各地に分立していた国々が、北方の騎馬民族 や他国の侵入に対し造った防壁を、中国を統一した秦の始皇帝がつなぎ合わせたものである。14 世紀にモンゴルの元を北方へ追い払った明は、モンゴルの再侵入を恐れ、長城の拡張強化に務めた。
北京市内に残っている長城では、八達嶺、慕田峪、司馬台が最も有名である。
1987年12月世界文化遺産に登録された。






